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「たかが肩こり」と思っていませんか?〜肩こりを放っておく危険性とは〜
2025/07/03
「たかが肩こり」と思っていませんか?〜肩こりを放っておく危険性とは〜2

「ずっと肩が重たいけど、なんとなく我慢してる…」
「マッサージに行くと楽になるけど、またすぐ戻る…」

そんなふうに、肩こりを“軽い不調”として放置していませんか?
実は、肩こりは単なる筋肉の緊張だけでなく、体全体の不調や深刻な病気のサインであることもあるんです。
今回では、肩こりを放置することで起こるリスクや、実際にどんなトラブルが起こるのかを具体的にお伝えします。

「たかが肩こり」と思っていませんか?〜肩こりを放っておく危険性とは〜2

☘️肩こりは「慢性的なストレス」の表れ

肩こりとは、首から肩にかけての筋肉(特に僧帽筋)が緊張して硬くなり、血流が悪くなることで起こります。
原因はさまざまですが、多くの場合、次のような日常習慣が関係しています。

・長時間のデスクワーク
・姿勢の崩れ(猫背・巻き肩)
・運動不足
・眼精疲労
・精神的ストレス

これらの原因が重なることで、肩こりが慢性化し、
「治らない肩こり」「我慢するしかない肩こり」となってしまうのです。

しかし、それを放っておくと、次のような深刻な問題に発展してしまう可能性があります。

「たかが肩こり」と思っていませんか?〜肩こりを放っておく危険性とは〜2

☘️肩こりが引き起こす5つのリスク

1. 頭痛・めまい・吐き気
肩こりを長期間放置していると、首や肩の筋肉が血管や神経を圧迫し、脳への血流が悪くなります。
これによって「緊張型頭痛」や「吐き気を伴う頭痛」が起こることもあり、集中力の低下や仕事のパフォーマンスにも影響します。

2. 自律神経の乱れ
肩こりが慢性化すると、自律神経にも悪影響を及ぼします。
睡眠障害や食欲不振、倦怠感といった“なんとなく不調”の原因が、実は肩こりだったというケースも多くあります。

3. 手のしびれ・感覚異常
肩こりの原因となる筋肉の緊張が、頸椎周辺の神経を圧迫し続けることで、腕や手先にしびれを感じることがあります。これは「頸肩腕症候群」や「胸郭出口症候群」と呼ばれ、放置していると感覚麻痺や運動障害にもつながります。

4. 肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)
肩こりによって肩まわりの血流が悪くなると、関節や靭帯の柔軟性が失われ、「腕が上がらない」「後ろに手が回らない」といった状態に陥ることがあります。
日常生活にも支障が出るため、早めの対策が重要です。

5. 心疾患など深刻な病気のサインの場合も
まれに、肩こりのような症状が「狭心症」「心筋梗塞」などの内臓疾患のサインであることも。
左肩の強いこり・痛みが続く場合には、一度医療機関で検査を受けることをおすすめします。

☘️実際にあったケース:肩こりを甘く見ていたAさんの話

40代女性のAさんは、事務仕事が中心で1日8時間以上パソコン作業をしていました。
もともと肩こりがあったものの、「いつものこと」と軽く考えて放置。
しかしある日、首の後ろから頭にかけてズキズキとした頭痛が頻発し、病院を受診。
MRI検査で「頸椎椎間板ヘルニア」の初期症状と診断され、
しばらくの間、仕事を休むことになってしまいました。
「もっと早くケアしておけばよかった…」
Aさんはそう後悔したと言っていました。
このように、肩こりが単なる筋肉疲労で済まないこともあるのです。

「たかが肩こり」と思っていませんか?〜肩こりを放っておく危険性とは〜2

☘️肩こりを放置しないためのセルフケア3選

1. 姿勢改善ストレッチ
毎日1分でもいいので、背骨、肩甲骨を意識したストレッチを取り入れましょう。
デスクワークの合間に、背中を反らせて深呼吸するだけでも、肩こりの軽減につながります。

2. ホットタオルで血流促進
蒸しタオルを首・肩に当てて温めると、血流が良くなり筋肉の緊張が和らぎます。
肩こりの初期対策におすすめの方法です。

3.お風呂で入浴
ぬるま湯で38くらいで15分〜20分入って汗をかく習慣をつけましょう。
代謝も上がり、筋肉も緊張が緩み、柔らかい筋肉に戻すことができます。


☘️まとめ:肩こりは「放置しない」が一番の予防策

肩こりは、「気になるけど我慢できる」症状だからこそ、つい後回しにしてしまいがちです。
しかし、その奥には体の悲鳴や、未来の大きな病気の種が隠れているかもしれません。
今の肩こりが続いた先に、あなたの生活や仕事、人生にどんな影響があるのかを一度考えてみてください。
肩こりは、適切なケアと意識によって十分に予防・改善できる不調です。

「たかが肩こり」ではなく、「されど肩こり」。

日々の体の声に耳を傾け、小さなケアから始めてみてください。

あなたの肩こりが、少しでも楽になりますように。

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こんな掃除の仕方、あなたはしていませんか?
2025/06/28
こんな掃除の仕方、あなたはしていませんか?2

〜掃除中の腰痛チェック〜

「掃除したあと、なんだか腰が重い…」
「雑巾がけの後、腰が痛くて動けない…」

そんな経験よくあるのではないでしょうか?

実は、掃除中の姿勢や動作が腰に大きな負担をかけていることがよくあります。
日常の中で無意識にやっている“掃除のクセ”、チェックしてみましょう!

こんな掃除の仕方、あなたはしていませんか?2

掃除中の腰痛 チェックリスト(YES/NO)

・雑巾がけのときに背中を丸めて腰だけで拭いている
・長時間、前かがみで掃除を続けることが多い
・掃除機をかけるとき、片手で引っ張るように動かしている
・フローリングワイパーなどを使うときに背中が丸まっている
・立ったりしゃがんだりを繰り返すとき、太ももではなく腰で動いている
・窓拭きや高い場所の掃除で背伸びをして無理な姿勢をとる
・掃除の後、腰にだるさや違和感が残る
・掃除に夢中になると休憩を忘れてしまう
・片手に物を持ったまま掃除することが多い
・腰痛があっても掃除を我慢して続けてしまう

こんな掃除の仕方、あなたはしていませんか?2

結果をチェック!

✅ 3つ以上当てはまった方:
掃除中の動作に、腰への負担がかかっている可能性があります。動き方を見直すことで、腰痛を軽減できます。

✅ 5つ以上当てはまった方:
腰痛の原因が日常の掃除にあるかもしれません。意識的に動きを改善することが必要です。

✅ 0〜2個だった方:
良い習慣が身についている可能性が高いです。そのまま続けていきましょう!

こんな掃除の仕方、あなたはしていませんか?2

改善方法・対策

✅ 掃除中も“姿勢”を意識しよう

・雑巾がけや床掃除は、ひざをついて背筋を伸ばして行うのがベスト。
・掃除機やワイパーは柄の長さを調整し、前かがみにならないようにしましょう。
・お腹を軽く力を入れながら動かす

✅ 太ももとひざを使って動く

立ち上がるとき・しゃがむときは腰ではなく、股関節から曲げるように意識して動かすこと。

✅ こまめに休憩をはさもう

掃除に集中しすぎて長時間動いていると、腰に疲労が蓄積します。15分に1度は立ち止まって、軽いストレッチをするだけでも効果的です。

✅ 掃除の道具も工夫を

・柄の長さを調整できる掃除道具を使う
・スプレー式のクリーナーで力を入れずに汚れを落とす
・重いバケツや掃除機はキャスターや台車を使って移動する


掃除=運動。
腰にやさしい動きを意識してあげてください!

掃除は毎日のことだからこそ、腰にやさしい工夫が大切です。

・前かがみにならず背筋を伸ばす
・股関節を使って動く
・こまめに休憩を取る
・お腹に力を入れる

これらを意識するだけでも、腰への負担は大きく減ります。

「掃除=軽い運動」と考えて、無理なく続けることが腰痛予防につながりますよ!
そこに体の使い方を理解して動かすとより効率かつ自分のためにも知りたい方はぜひ直接ご予約ください!

家族や一緒に暮らす方にもシェアして、腰にやさしい掃除習慣を広めていきましょう!

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持ち上げた時に腰痛が出る人の特徴
2025/06/25
持ち上げた時に腰痛が出る人の特徴2

こんな持ち上げ方、あなたはしていませんか?

〜物を持ち上げたときの腰痛チェック〜

「ちょっと荷物を持ち上げたら、腰にズキッと痛みが…」
そんな経験、ありませんか?

実は“物の持ち上げ方”ひとつで、腰痛になるか・ならないかが大きく変わるんです。

今回は、普段の動作に潜む“腰痛リスク”をチェックしてみましょう!

持ち上げた時に腰痛が出る人の特徴2

持ち上げ動作による腰痛 チェックリスト(YES/NO)

・重い物を持ち上げるとき、ひざを曲げずに腰だけで持ち上げている
・持ち上げる前に、物との距離を詰めていない
・片手で荷物を持つことが多い
・急いでいるとき、つい勢いよく物を持ち上げる
・荷物を持ち上げるときに、無意識に体をひねっている
・床から物を持ち上げるとき、しゃがまず腰を曲げている
・荷物を持った状態で歩くと、腰が重だるくなる
・持ち上げ動作のあと、腰に違和感や痛みが出たことがある
・普段から腹筋や体幹の筋力に自信がない
・正しい持ち方を意識したことがない

持ち上げた時に腰痛が出る人の特徴2

結果をチェック!

✅ 3つ以上当てはまった方:
腰に負担をかける持ち上げ方をしている可能性があります。習慣を見直すことで、腰痛予防が期待できます!

✅ 5つ以上当てはまった方:
腰を痛めるリスクが高い状態です。早めに動作改善や筋力強化を取り入れましょう。

✅ 0〜2個だった方:
理想的な動作ができている可能性が高いです。引き続き意識していきましょう!

持ち上げた時に腰痛が出る人の特徴2

改善方法・対策

✅ 持ち上げるときは“ひざ”を使う

重い物を持ち上げるときは、まずひざを曲げて腰を落とすことが基本。
そして、荷物を体にできるだけ近づけて持つと、腰への負担を最小限に抑えられます。

✅ 腹筋と背筋を同時に使う意識

持ち上げるときに腹筋を軽く締めると、体幹が安定して腰を保護できます。
背中だけで持ち上げようとすると、腰に過剰な負担がかかるので注意しましょう。

✅ ゆっくり・丁寧な動作を心がける

スピードよりも、安定感が大切。急に動かず、物を持つ前に一呼吸おいてから動作に入ると安全です。

✅ 荷物はできるだけ分ける

ひとつの大きな荷物よりも、小分けにして複数回に分けて運ぶほうが、腰には優しい選択です。

意識するだけでも腰がラクに!

腰痛は「持ち上げる瞬間」に起こることが多いです。
でも実は、その前の姿勢や準備動作がとても大切なんです。

・ひざを曲げて荷物に近づく
・体幹を意識して持ち上げる
・スピードより安定感を優先する

これらのポイントを意識するだけで、腰痛リスクはグッと下がります。

「いつも何気なく持ってたな…」という方こそ、今日からちょっとの工夫を取り入れてみてくださいね。

あなたの腰を守るのは、たった数秒の意識です!

ご家族や職場の方にも、ぜひこの記事をシェアしてみてください!