痛みが慢性化してしまっている人は主にこれらが原因です。
少し難しい言葉もあるのでこんなんあるんやな~と思っておくだけで結構です。笑
1、炎症や組織の損傷によって引き起こされる炎症性痛と、神経組織自体の損傷によって引き起こされる神経障害性痛が相互に影響し合うことがあります。
2、神経系は可塑性を持っており、絶えず変化し適応します。長期間の痛み刺激によって、神経経路やシナプス(神経細胞同士の接触点)が変化し、痛み信号が過剰に伝達されるようになることがあります。
3、中枢神経系(脳や脊髄)の感覚処理が異常な状態になることがあります。
4、痛みは神経経路を通じて伝達されます。慢性痛では、痛み信号の伝達経路が変化することがあります。例えば、通常は痛み信号が痛みを感じる部位から脊髄を通って脳に伝わりますが、慢性痛の場合は脊髄内での信号処理が異常化し、痛みが持続的に感じられることがあります。
5、心理的な要因や社会的な要因も慢性痛に影響を与えます。ストレス、不安、うつ病などが痛みを増幅させる要因となることがあります。また、患者の信念や期待も痛みの感じ方に影響を及ぼすことがあります。
1はまだ傷や腫れが見えるので分かりやすいのですが、2~5の問題が視覚化できないので治療が難しいです。
特に慢性痛で厄介なのが4番の伝達回路が変更するのと5番の心理的要因によるものです。
そして、自律神経が乱れやすいこの時代に5番の問題が今研究分野で大いに検証されています。
この自律神経の乱れ=ストレスホルモンが痛みを作り続けている
そこでノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンの3つのホルモンです。
ノルアドレナリン
緊張や不安、集中、積極性をもたらし、ストレスに打ち勝とうとするときに働くもの
ドーパミン
喜びや快楽、意欲をもたらす働きがある
セロトニン
ノルアドレナリンとドーパミンの2つが過剰になって暴走しないように、調節している
これらのホルモンはものすごくストレスと関係が深いので、是非覚えてもらいたいものになります。
整体施術でもこの3つのホルモンに働きかけるのも当院では行います。
これはを整理、実行するとうまく回るようになるんですよね。
次回の時により詳しく話していきますのでお楽しみに♪