腰痛の原因として知られる「腰椎椎間板ヘルニア」。
でも、実は一般的に知られている以上に“誤解されていること”が多いんです。
今回は、日常で役立つ“ヘルニアの豆知識”をお届けします。
ヘルニアって、実は誰にでも起こりうる?
「ヘルニアって、重いものを持つ人やスポーツ選手だけのものじゃないの?」
そんなイメージを持っている人も多いですが、実は長時間座っているデスクワーカーにも多く見られる症状です。
スマホやPC作業で前かがみの姿勢が続くと、椎間板に大きな負担がかかり、誰でも発症リスクが高まります。
今日から使える!腰に優しい豆知識3選
① クッション1枚で負担を軽減!
椅子に座るとき、骨盤が後ろに倒れると腰に負担が集中します。
腰の後ろに薄めのクッションやタオルを挟むだけで、骨盤が立ちやすくなり、腰のカーブが保たれます。
② 足を組むクセに注意
足を組むと骨盤が歪み、椎間板にも不均等な圧がかかります。
知らず知らずのうちに癖になっている方は、まず“気づくこと”が大事。
座るたびに足をそろえる意識を持つと、自然と姿勢も改善します。
③ 朝の「一伸び」ストレッチ
起き抜けは椎間板が水分を含み、柔らかくなっている状態。
このタイミングで勢いよく体を動かすと、負荷がかかりすぎることも。
ベッドの上でゆっくり伸びをするだけで、血流が促され、腰への負担が軽減されます。
腰椎椎間板ヘルニアは、ちょっとした意識と習慣で予防も対策も可能です。
「座る姿勢を気をつける」「足を組まない」「朝の一伸び」——
これらの工夫は、今日からすぐに実践できます。
明日から試せる“腰に優しい豆知識”、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね!