前回の続きといきましょう!
そもそも
「自然治癒力」って、、、、、少し解説しますね!
自然治癒力とは元々人間や動物が持っているケガや病気を治す力のことです。
例えばウイルス性の風邪については、よく病院などで抗生物質が処方されたりしますが、ウイルスに対しては全く効果ありません。健康な人であれば余計なことをしなくても大概は3~4日で自然に回復していきます。これこそ「自然治癒力」のおかげなのです。
ではよく病気になりやすい人というのがありますが、
これは自然治癒力が低下した人のことを指します。
東洋医学で「未病」という言葉がありますが、これは自覚症状はあるのに、
検査の数値や所見では何ら問題のない人を指します。
何ヶ月も首や肩が痛くて仕方がないのに、病院に行ってもレントゲンやMRIを撮って問題ないと言われ、湿布や痛み止めを処方され続けている人は大勢いるでしょう。そのうち仕事や日常生活にも差し支えるようになると、これはもう立派な病気と言えます。
そしてこの自然治癒力を低下させてしまう大きい要因がストレスになります。
体にストレスがかかると、脳の中の「視床下部」という器管を介して自律神経(交感神経)が緊張します。ストレスが継続し交感神経が過緊張状態になると、体中の血管が収縮し臓器の血流障害がおこります。血流障害をおこした臓器はやがて痛みなどの症状を現すのです。
またこの頃には、絶えず体がだるい、疲れやすい、頭が重い、眠れない、体が冷えるなどの全身症状として現れることがよくあります。これがいわゆる「未病」の状態です。この状態では「自然治癒力」が非常に低下しており、本物の病気に極めて移行しやすい状態と言えます。
ストレスといってもその言葉で片付けられるのはわからないですよね。
このストレスは本当に難しいところで人によって感じ方が違います。
例えば、、、
顔丸いよな。かわいいな。
過去に顔が丸いでいじめられたことやコンプレックスと感じている人はすごいストレスに感じる。
過去に顔が丸くてかわいいと言われ育ってきた人はそれで承認されている気がして嬉しいと感じる。
例を出しましたが、その人の過去や背景を知らずに言ってしまうことで、その人にストレスを感じさせたり不快にさせそれが続くとストレスになり、自分で症状を作ってしまうという流れになるんですね。