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痛みから解放されるには自然治癒力がキーポイント!
2021/03/01
痛みから解放されるには自然治癒力がキーポイント!2

前回の続きといきましょう!


そもそも

「自然治癒力」って、、、、、少し解説しますね!

自然治癒力とは元々人間や動物が持っているケガや病気を治す力のことです。
例えばウイルス性の風邪については、よく病院などで抗生物質が処方されたりしますが、ウイルスに対しては全く効果ありません。健康な人であれば余計なことをしなくても大概は3~4日で自然に回復していきます。これこそ「自然治癒力」のおかげなのです。

ではよく病気になりやすい人というのがありますが、
これは自然治癒力が低下した人のことを指します。
東洋医学で「未病」という言葉がありますが、これは自覚症状はあるのに、
検査の数値や所見では何ら問題のない人を指します。

何ヶ月も首や肩が痛くて仕方がないのに、病院に行ってもレントゲンやMRIを撮って問題ないと言われ、湿布や痛み止めを処方され続けている人は大勢いるでしょう。そのうち仕事や日常生活にも差し支えるようになると、これはもう立派な病気と言えます。

そしてこの自然治癒力を低下させてしまう大きい要因がストレスになります。

体にストレスがかかると、脳の中の「視床下部」という器管を介して自律神経(交感神経)が緊張します。ストレスが継続し交感神経が過緊張状態になると、体中の血管が収縮し臓器の血流障害がおこります。血流障害をおこした臓器はやがて痛みなどの症状を現すのです。

またこの頃には、絶えず体がだるい、疲れやすい、頭が重い、眠れない、体が冷えるなどの全身症状として現れることがよくあります。これがいわゆる「未病」の状態です。この状態では「自然治癒力」が非常に低下しており、本物の病気に極めて移行しやすい状態と言えます。


ストレスといってもその言葉で片付けられるのはわからないですよね。

このストレスは本当に難しいところで人によって感じ方が違います。


例えば、、、
顔丸いよな。かわいいな。

過去に顔が丸いでいじめられたことやコンプレックスと感じている人はすごいストレスに感じる。
過去に顔が丸くてかわいいと言われ育ってきた人はそれで承認されている気がして嬉しいと感じる。

例を出しましたが、その人の過去や背景を知らずに言ってしまうことで、その人にストレスを感じさせたり不快にさせそれが続くとストレスになり、自分で症状を作ってしまうという流れになるんですね。

痛みから解放されるには自然治癒力がキーポイント!2

痛みから解放されるには自然治癒力がキーポイント!2

痛みから解放されるには自然治癒力がキーポイント!2

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痛みの種類は2つあり、対処法が異なる?! 「1」
2021/02/24
痛みの種類は2つあり、対処法が異なる?! 「1」2

前回は痛みの悪循環のサイクルのお話をさせていただきました。

今回は痛みでも種類が2つあってそれに対処の仕方があることをお話させていただきます♪

痛みは
頭・頚・肩・背中・腹・腰・お尻・膝・股関節など

体のあらゆる場所で起こります。

そもそも痛みには、「急性の痛み」と「慢性の痛み」の2種類があります。


「急性の痛み」とは、体に傷を受けたときや急激な内臓の炎症などの際の「警報機」としての役割があります。

例えば頭蓋内出血なら頭痛、虫垂炎なら右下腹部が痛くなる等の症状がありますね。
ここでは主に自律神経の中の交感神経が重要な働きをします。
交感神経の刺激で副腎という臓器からアドレナリン(不安や興奮に関係している交感神経の伝達物質)が分泌され、血管が収縮し、局所的に血液が少なくなり止血機能が亢進します。

また炎症を抑えるために副腎皮質ホルモン(体内ステロイドホルモン)が分泌されたりします。
このような生体の働きを「ホメオスタシス(恒常性維持)」といい、生物に備わった能力の一つです。
通常はこれらの働きによって炎症が引いたり痛みが軽快したりします。


では「慢性の痛み」についてはどうでしょうか?
一言で言うと、「慢性の痛み」とは上記で述べた「警報機」がもう必要もないのに「鳴りっぱなし」の状態であるということです。

もう警告の役目は終わっているにもかかわらず、いつまでも不必要な警報を鳴らし続ける「慢性の痛み」は、もはや痛みそのものが病気になってしまっているという証拠なのです。

そうなると上で述べた「ホメオスタシス」は崩壊し、体を支えている微妙な生体バランスも崩れ、生体全体の活力も低下し、しまいには精神にまで影響を及ぼすことにもなりかねません。


現代医学、特に西洋医学は「急性の痛み」に対しては非常な強さを発揮します。
外科手術であったり強力な抗生物質や抗炎症剤であったり、それらが適切に施されれば劇的な改善効果を生みます。

しかし「慢性の痛み」に対してはどうでしょうか?
上で述べたように「ホメオスタシス」が崩壊した状態で、西洋医学のような強力な治療を施したら・・・
かえって体の微妙なバランス破壊を促進することになり逆効果なことが多いです。

ですから「慢性の痛み」に対してはむしろ逆の考え、すなわち「自然治癒力」を高めるという東洋医学の発想が必要です。

痛みの種類は2つあり、対処法が異なる?! 「1」2

痛みの種類は2つあり、対処法が異なる?! 「1」2

痛みの種類は2つあり、対処法が異なる?! 「1」2

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こりから痛みを出す悪循環のメカニズムとは
2021/02/22
こりから痛みを出す悪循環のメカニズムとは2

痛みが出るメカニズムをここでは皆さんに熟知してもらいたいと思います!

皆さん痛みってなぜ起きるのだろう?

という観点で考えたことはありますか???

痛いから痛いねん。
飲み過ぎ、食べ過ぎだから。
姿勢が悪いから。
体が歪んでいるから。
体を動かさないから。
寝てないから。

などなど人それぞれ答えるのは違うでしょう!

確かに思っているのはほとんど合っていると思います。

でもそれでは本質を捉えたとは言い難いです。

そこで痛みの出るメカニズムを今回は知っていただき、下記のサイクルのどこかに属しているならあなたも痛みを感じてしまうサイクルに入っているかもしれませんので早いうちに対処して悪循環から抜け出しましょう!今回はそうなんだ~くらいの理解で結構です♪


1、発痛物質の産生(痛みの出現)

2、痛みによる知覚神経の興奮(神経の異常興奮が起きる)

3、交感神経の緊張亢進

4、血管収縮筋緊張の増大(血管と筋肉が緩む)

5、末梢循環の悪化(循環が悪化)

6、組織酸素欠乏、老廃物の蓄積

1、2、3、4、5、6というようにサイクルで回り続けるのが痛みのメカニズムです。


痛みは体の緊張を高めます。
これは交感神経という、自律神経の中で体の緊張を高める神経が興奮するからです。
そのため血管が収縮し、筋肉の緊張も高まるためさらに血流が悪化します。
血流の低下が持続すると徐々に組織が酸素欠乏となり、
また代謝が悪化し組織が障害されてしまいます。

組織が障害されると色んな場所で発痛物質が産生され、これらが痛みを誘発するようになります。

痛みがあれば必ずこのような悪循環になるというわけではありませんが、
悩みごとと一緒で、一度なってしまうとなかなかこのサイクルから抜け出せなくなってしまいます。

さらに、必ずしも痛みだけが原因でこの悪循環が起きるわけではなく、知覚神経の異常興奮(神経障害)や筋の過緊張(肩こり等)、血管攣縮や末梢循環障害(糖尿病)などからこの悪循環に陥ってしまうこともあります。

この1~6のサイクルを理解できましたでしょうか?

次回は1~6を具体的にまとめたお話をしていきますので、お楽しみにください!

こりから痛みを出す悪循環のメカニズムとは2

こりから痛みを出す悪循環のメカニズムとは2

こりから痛みを出す悪循環のメカニズムとは2