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東洋医学からみた花粉症のタイプ別!皆さんはどれかな???
2020/03/08
東洋医学からみた花粉症のタイプ別!皆さんはどれかな???2

みなさんこんばんは!

姿勢・猫背・肩こり慢性疾患専門の中島です。

本日は東洋医学からの観点で花粉症についてお話ししていきます。

中医学の養生は、身体を内側から整え、病気や花粉の侵入をよせつけないバリア力を高めることを基本としています。便利さや美食を追い求める現代の生活では、健康の基本となるこのバリア力が低下しがちになり、花粉症などのアレルギー性疾患が増加しています。
また、体力や自己回復力など身体を守る力が不足して、病気にかかりやすくなる人も増えています。

冬は”身体を養い、エネルギーを蓄える季節“にあたり、体力不足の体質を改善する絶好のチャンス。春に向けて今から体内の環境をじっくり整えておきましょう。
バリア力の強固な健康な身体づくりは、体内を巡る「気」「血」「水」のバランスを保つことが大切です。これらが不足したり流れが悪くなったりすると様々な不調が起きるため、常に自分の身体と向き合って、バランスの崩れを整えるようにしてください。
人にはそれぞれ生まれもった体質がありますが、それは自分の努力で変えていくことができます。日ごろの食事や生活習慣に気を配り、病気や花粉を寄せ付けない強い身体づくりを心がけましょう。

そもそも気、血、水ってなに?って疑問が多いと思います。
目に見えないものはやっぱり信じこめないですよね。(笑)
簡単に説明しますね。

気:体のエネルギー源。体の各機能を動かし、血液や水分の流れをスムーズにし、新陳代謝を促す働きを持っています。
血:血液のこと。健康を維持するために、全身に栄養を運び、老廃物を回収する働きがあります。
水:胃液や涙など、体内の水分のこと。体全体を潤し、体内を循環して体温調節や関節の働きをなめらかにします。
この3つが上手いこと整っているのが身体の調子が良いという証拠になります。
このバランスが悪いのは不調になるサインになります。
補う方法としては、漢方、睡眠の質を高める、食のバランス(旬のものを食べる)がありますので質問ある方は是非お聞きください。

東洋医学からみた花粉症のタイプ別!皆さんはどれかな???2

タイプ別にお話ししていきます。

ストレスが強い人:気滞(きたい)タイプ

「気の流れが停滞して、うつ状態や胃腸系のトラブルに」

中医学ではストレスは「肝」という臓器を傷つけると考えています。この肝は「気」の流れをスムーズにし、さらに胃腸の働きをバックアップするよう働いています。胃腸の働きが悪ければ気をつくることができません。ストレスをさけるよう心がけましょう。肝の働きをサポートする香り野菜や酸味のある食材を日頃から積極的に摂りましょう。

こういう人の特徴は
憂鬱、下痢または便秘、胃痛、胃もたれ、胸くるしい、不眠、月経不順、怒りっぽい、不安
が多いです。

食養生として・・・
パセリ、ジャスミン、みかんの皮(陳皮)ハーブ類、レモン、梅、セロリ、春菊などがオススメです。

当てはまる方は、是非これを元に試してみてください。

東洋医学からみた花粉症のタイプ別!皆さんはどれかな???2

とくに女性に多い:血虚(けっきょ)タイプ

「血の不足は大敵。体を冷やし、体力の低下に」

栄養素を豊富に含む「血」は、全身の臓器や組織に栄養を運び、潤いを与えたり、身体を温めたりする役割を担っています。また、「心(しん)」を養い、精神を安定させる働きを持っています。
この血が不足すると、臓器や各組織は栄養失調の状態に。結果、疲労感や不眠、皮膚の乾燥、手足の冷えなどの症状が現れるようになります。女性の身体は、月経のたびに血が不足しがちになるので注意が必要です。血虚の状態は婦人科の病気やお肌のトラブルにつながることも多いので、とくに注意しましょう。

症状として、
めまい、動悸、不眠、精神の不安定、月経不順、月経の量が少ない、脱毛、手足の冷え、乾燥

食の養生として、、、
レバー、すっぽん、卵、うなぎ、黒砂糖、鶏肉、干しぶどうなど。

健康に良い環境は自分でつくる
より良い生活環境をつくることは、健康のために欠かせないこと。
①睡眠をしっかり取って不足しがちな気・血を養う
②適度な運動で気の巡りを良くする
③入浴で身体を温める。
また、美味しい食事を楽しんだり、友人や家族とおしゃべりをしたり、毎日を心地よく過ごして心を元気にすることも大切です。暮らしの環境は自分自身でつくっていけるもの。ストレスを溜めず、いきいきと元気な毎日を過ごすことをぜひ意識してみてくださいね!

東洋医学からみた花粉症のタイプ別!皆さんはどれかな???2

#heal body 整体院 by ALTURA
#花粉症
#東洋医学
#養生法

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花粉症のタイプ別セルフケア
2020/03/06
花粉症のタイプ別セルフケア2

姿勢・猫背・肩こり慢性疾患専門の中島です。

本日は症状別にお話をしていきます。

鼻の花粉症
水っぽい鼻水は「冷え」、粘りがある鼻水は「熱」の症状
水っぽくサラサラとした鼻水が出るのは、邪気(風邪や花粉)が身体に入り込んだ初期症状。まだ冬の寒さが残っている時期に多い冷えの症状なので、食事や服装で身体をしっかり温めるようにしてください。
また、粘りがある黄色っぽい鼻水は、症状が長引いて炎症が起きている状態。身体の余分な熱をさまして邪気を追い払い、症状の悪化を防ぎましょう。

主な症状として、
鼻水が水っぽい、鼻がかゆい、くしゃみが出やすい、身体が冷える、口や喉が乾く、粘りっこい。

食の養生として、辛味成分、余分な水分を取り除く食べ物
ミント、ごぼう、ねぎ、しょうが、大葉、春菊、玉ねぎ、ハトムギ

目の花粉症
余分な熱を取り除き、かゆみや充血を和らげる
白目は「肺」と深い関わりがあるため、風邪や花粉が身体に入り込んで肺の機能が弱くなると、目のかゆみや充血などの症状が現れることがあります。こうした症状は、炎症が起きている「熱」の症状。目の症状が強く出ている場合は、風邪を発散しながら余分な熱をさますよう心がけましょう。

主な症状として、
目のかゆみ、充血、まぶたの赤み、舌が赤い、眼精疲労、ぼやけ

食の養生として、苦味のある食材で熱を冷まします。
セロリ、きゅうり、ふき、菜の花、にがうり、ごぼう、アロエ、杏仁など

皮膚の花粉症
熱っぽさをすっきりさせて症状の緩和を
中医学では、皮膚と「肺」はつながっていると考えます。そのため、風邪が花粉を運んで身体に侵入すると、肺の機能が弱くなって皮膚にもかゆみや赤みといった症状が現れます。こうした症状は目のかゆみや充血と同様に「熱」の症状なので、邪気を発散しながら熱をさますことが大切です。

主な症状として、
皮膚のかゆみ、熱っぽさが出やすい。

食の養生として、皮膚の熱を取り除くためにさっぱりしたもの
トマト、なす、きゅうり、メロン、春雨、もやし、たけのこ、枝豆

こまめな気配りで花粉対策を
症状をなるべく軽くするためにも、毎日の過ごし方にちょっとした工夫や注意を。メガネやマスクを身につけたり、衣服に付いた花粉を払い落としたり、こまめな対策の積み重ねで花粉がなるべく身体に入らないようにすることが大切です。
また、脂っこいものや辛いもの、甘いものなどの食べ過ぎは避け、新鮮な野菜をたくさん摂るようにするなど、食事にも気を配りましょう。

花粉の季節の過ごし方
・風の強い日、晴れて暖かい日はなるべく外出を控える
・外出時はマスクやメガネ、帽子などで花粉を寄せ付けない工夫を
・帰宅時は、家に入る前に花粉を払い落とす
・外出後はシャワーや入浴を。手洗い、洗顔、うがいなども効果的
・脂っこいもの、辛いもの、甘いもの食べ過ぎに注意
・ヨーグルトや発酵食品、食物繊維を食べて腸内環境をよくする!

どうでしたか?実際にトライしてみてください。

花粉症のタイプ別セルフケア2

花粉症のタイプ別セルフケア2

花粉症のタイプ別セルフケア2

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東洋医学から見た『痛み』について
2020/03/05
東洋医学から見た『痛み』について2

『痛み』

について、東洋医学からの観点でお話していこうと思います。

皆さんのかかえている痛みは一年で今の時期が一番感じているのではないでしょうか?
寒さ、温暖のバランスが安定しないこの時期は、身体の芯まで冷えこむ寒さに関節痛や腰痛、神経痛など痛みの症状も悪化しやすくなります。生活習慣の改善や食の養生でつらい痛みをやわらげ、もう少しの春の訪れまで待ちましょう!

「冷え」と「滞り」を改善して、冬の痛みをやわらげる

中医学では痛みの症状を「疼痛」といい、「疼」は疼くような軽い痛み、「痛」は強い痛みを表します。疼痛の症状は、頭痛や腹痛、胸痛、生理痛、関節痛、筋肉痛など広い範囲にわたり、その痛み方もズキズキする痛み、張るような痛み、針で刺すような痛みなどさまざまです。
こうした痛みの症状の中でも、寒い季節に特に多くみられるのが「関節痛」「神経痛」「腰痛」「筋肉痛」といったトラブルです。身体を動かすと襲ってくる痛みに、毎年、冬になるとつらい思いをしている人も多いのではないでしょうか?

冬特有の痛みは、自然界の邪気「寒邪(冷え)」や「湿邪(湿気)」が体内に入り込み、「気・血・水」の流れを滞らせてしまうことが主な原因と中医学では考えます。
そのため、痛みを予防、緩和するためには、痛みそのものを抑えるだけでなく、滞っている「気・血・水」の流れを良くすることが大切です。さらに日ごろの生活習慣や食の工夫で”冷えない身体づくり“を心がけ、根本的な体質改善で痛みを予防しましょう。

冬の痛み対策の基本は、冷えで滞った「気・血・水」の流れをスムーズにすること。常に保温を心がけ、体内の代謝をアップしましょう。

今回も症状チェックをしてみましょう!

「冷え」タイプ

「寒邪」「湿邪」が入り込み、気・血・水の流れが滞る
痛みの原因を中医学では「不通則通(流れが悪いと痛みが発生する)」と考えます。冬は自然界の邪気「寒邪」が体内に侵入しやすくなりますが、寒邪によって「気・血・水」の流れが滞ることで痛みが発生するのです。また、急な冷えで筋肉が収縮すると、関節の動きが悪くなることもあります。
もう一つ、雨や雪の日には「湿邪」にも注意が必要です。湿邪が寒邪と一緒に体内に入ると水分の流れがさらに悪化。水分の停滞によって関節がこわばったり、重だるいような痛みがみられます。
養生のポイントは、寒さや湿気の侵入を防ぐこと。常に身体を温めて代謝を良くしましょう。このタイプは初期の段階で改善もしやすいので、こまめな養生で冬を快適に過ごしましょう。

「瘀血(おけつ)」タイプ

慢性化によって血の流れが滞る
冷えや湿気で気血の流れが悪くなり、これが長く続くと血の滞り(瘀血)を招きます。血の流れが悪くなると、痛みの症状が強くなり、刺すような痛みが現れます。症状が慢性化している場合が多いので、食や身体の養生で、とにかく日頃から血行を良くするよう心がけることが大切です。もともと血行の悪い人は特に寒邪や湿邪の影響を受けやすいので、冬だけでなく、一年を通じて血行を改善するよう注意してください。

「腎陽不足」タイプ

身体を温めるエネルギーの源腎の「陽気」が不足する
私たちの身体は陽気によって温められています。それをつくり出すのは腎の働きです。「寒邪」や「湿邪」の侵入は体内の陽気を傷つけ、それにより身体が冷え、血流が滞ってしまいます。もともと腎が弱く冷え性の人や、高齢の人は冬場は特に注意し、日頃から腎を強化しましょう。腎の陽気は、食事で補うことができます。水分のとりすぎに注意し、生野菜や冷えた飲料はひかえ目に。

毎日の「冷え予防」で痛みをやわらげる
つらい痛みを改善するためには、日ごろの生活習慣を見直すことも大切です。適度な運動や毎日の入浴など患部の保温、冷え予防の習慣をしっかり身につけて、寒さに負けない身体づくりを目指しましょう。

冷え予防のポイント

・朝の白湯、寝る前の白湯

・旬の食べ物を食べる(特に温野菜)

・お腹、足先を温める、頭のてっぺんは冷やす。

・適度な運動を続け、新陳代謝を良くする。

・寒く湿気の多い場所を避け、下着は保温性の高いものを。

・冷水は使わず、家事にもお湯を。

・毎日の入浴は半身浴で内臓を温め血行を促進。

・お灸をする。(主なツボ:外関、足三里、合谷、風門など)

・湯たんぽ

是非実践してみてください!

東洋医学から見た『痛み』について2

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