こんにちは、整体師の中島です。腰痛は、現代人が抱える健康問題の中で非常に多い症状の一つです。その中でも、「側弯症」が原因で起こる腰痛は見逃されがちですが、適切な理解とケアを行うことで、日常生活の質を大きく向上させることができます。
西洋医学と中医学の両方の視点から、側弯症による腰痛の原因、症状、治療法、そして予防策について詳しく解説していきますね。
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側弯症とは?
<西洋医学の視点>
側弯症とは、背骨(脊柱)が左右いずれかに曲がり、さらにねじれを伴う状態を指します。通常、背骨は真っ直ぐで、正面から見たときに左右対称であるべきですが、側弯症では「S字」または「C字」の形をしています。この背骨の変形が、腰痛の直接的な原因となることがあります。
側弯症の種類
特発性側弯症:原因が特定できないもの。思春期の成長期に多く見られます。
先天性側弯症:出生時からの背骨の形成異常によるもの。
神経筋性側弯症:脳性麻痺や筋ジストロフィーなど、神経・筋肉疾患によるもの。
加齢性側弯症:加齢による椎間板の変性や骨の変形が原因。
【中医学の視点】
中医学では、側弯症による腰痛は「気血の滞り」や「腎虚(じんきょ)」と関連づけられます。腎は「骨を主る」とされ、腎が弱ることで骨や筋肉に影響を及ぼし、背骨の変形や痛みを引き起こします。
腎虚:腎が弱り、腰や足に痛みやだるさを感じる。
気滞血瘀(きたいけつお):血液や気の流れが滞ることで痛みが発生。
寒湿(かんしつ):体内の冷えや湿気が腰痛を悪化させる。
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側弯症による腰痛の症状
側弯症が原因で発生する腰痛には、以下のような特徴があります:
片側の腰の痛み:背骨の曲がりにより、片側の筋肉や関節に負担が集中し、痛みを感じやすくなります。
筋肉の緊張とこり:不均衡な姿勢が続くことで、腰の筋肉が緊張し、こりや痛みを引き起こします。
長時間の同一姿勢での悪化:長時間座ったり立ったりしていると、腰痛が悪化することがあります。
可動域の制限:腰を曲げたり伸ばしたりする動作が制限され、痛みを伴うことがあります。
下肢への影響:神経が圧迫されると、腰痛に加えて足のしびれや痛みが出ることもあります。
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側弯症による腰痛の原因
<西洋医学の視点>
西洋医学では、側弯症による腰痛は以下の原因で引き起こされます。
筋肉のアンバランス 背骨の曲がりにより、片側の筋肉が過剰に緊張し、もう一方が弱まることで腰痛が生じます。
関節への負担 背骨のねじれや傾きが、腰の関節に過剰なストレスをかけます。
神経の圧迫 重度の側弯症では、脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで腰痛が悪化します。
【中医学の視点】
中医学では、側弯症による腰痛の原因を以下のように捉えます。
腎虚: 腎の機能低下が背骨や筋肉の弱化を引き起こし、腰痛を誘発します。
気滞血瘀: 背骨周辺の気や血液が滞ることで、痛みが慢性化します。
寒湿: 冷えや湿気が体内に溜まることで筋肉や関節が硬直し、腰痛を悪化させます。
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側弯症による腰痛の治療法
<西洋医学の治療法>
物理療法:温熱療法や電気療法で筋肉の緊張を和らげます。
運動療法:ストレッチやリハビリで筋肉のアンバランスを改善します。
薬物療法: 痛みを和らげるために、鎮痛薬や筋弛緩剤を使用します。
装具療法:コルセットで背骨をサポートし、腰痛を軽減します。
手術療法: 重度の側弯症の場合、背骨を矯正する手術が検討されます。
【中医学の治療法】
鍼灸療法
腰痛に関連するツボ(腎兪、足三里)に鍼を刺して気血の流れを整えます。
漢方薬
腎虚型:八味地黄丸(はちみじおうがん)。
気滞血瘀型:血府逐瘀湯(けっぷちくおとう)。
寒湿型:独活寄生湯(どっかつきせいとう)。
推拿(すいな) 中医学の手技療法で、筋肉や経絡を整えます。
艾灸(がいきゅう) 艾(もぐさ)を使って腰を温め、寒湿を取り除きます。
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側弯症による腰痛の予防策
・正しい姿勢の習慣 :座るときや立つときに背筋を伸ばし、左右のバランスを意識しましょう。
・筋力の向上: 腰を支える筋肉を鍛えるため、軽い筋トレやヨガを取り入れましょう。
・体を冷やさない: 腰を冷やさないよう、腹巻や湯たんぽを活用してください。
・中医学的予防 :太極拳や気功を取り入れ、気血の巡りを良くする生活を心がけましょう。
側弯症による腰痛は、適切な治療と予防を行うことで症状を大きく改善することが可能です。西洋医学の診断と中医学の全身的なアプローチを組み合わせることで、腰痛の軽減だけでなく、体全体の健康をサポートすることができます。
腰痛にお悩みの方は、早めに専門家に相談し、自分に合った治療法を見つけてください。整体や鍼灸治療を活用することで、腰痛の改善に大きく役立つはずです。
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代表プロフィール
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中島 一馬
■鍼灸師・柔道整復師・登録販売者・アロマ師脳科学・認知心理学研究者
■大阪市福島区でheal body整体院を運営。2022年に東成区に移転。
■頚椎症・坐骨神経痛・自律神経症状専門
■5万人以上の結果実績
■海外,日本での整体講師実績
■医学的な観点からのドライヘッドスパ講師、ドライヘッドスパ運営
■ファスティング指導者
地域密着型の整体院としてhealbody代表を務めます中島です。日々の臨床で西洋医学だけ、東洋医学だけという単一的な考えだけでは患者さん対応に限界を感じ、本質を求めていく際に、脳科学、心理学、古武術、物理学、西洋医学、東洋医学、オステオパシーなど数多くの視点から共通するものが出てきてそれを統合した視点で見ることで多くの患者さんの問題解決をすることができています。
痛みやシビレなどの整形外科疾患や頭痛、めまい、うつ等の自律神経失調症などで苦しむ患者さん、原因がわからなくて困っている患者さんをより多く救いたいという思いから大阪市福島区で独立開業。今では移転し、東成区、天王寺区、生野区周辺の地域医療へのさらなる貢献を目標に日々奮闘しております。
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【大阪府大阪市東成区】
heal body 整体院【頚椎症・坐骨神経痛、自律神経専門院】
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