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「膵臓・心臓由来の肩こり」ってあるのご存知ですか?
2025/07/29
「膵臓・心臓由来の肩こり」ってあるのご存知ですか?2

肩こりと聞くと、多くの方が「姿勢の悪さ」「長時間のパソコン作業」「運動不足」といった外的な要因を思い浮かべると思います。

でも実は、内臓、特に「膵臓」や「心臓」に由来する肩こりがあることをご存じですか?
これは“内臓体性反射”と呼ばれる仕組みで、内臓の不調が体の表面に痛みやコリとして現れる現象なんです。

そのまま放っておくと、重大な病気を見逃すことも
膵臓や心臓の不調が肩こりとして現れる場合、単なる筋肉疲労と勘違いしがちです。

しかし、このような内臓由来の肩こりを放っておくと、以下のような深刻なリスクがあります:
・心筋梗塞や狭心症の前兆として、左肩〜胸にかけての痛みが出ることがある
・膵炎や膵臓がんにより、左背部や左肩甲骨の内側に痛みが出る場合がある
・肩を揉んでも改善しない、慢性的で鈍い痛みが続く

心臓や膵臓の問題は命にかかわる可能性があるため、「肩こりだから大丈夫」と安易に考えず、体のサインに敏感になることが大切です。

「膵臓・心臓由来の肩こり」ってあるのご存知ですか?2

具体的な見分けポイント

以下のような特徴がある場合、内臓の不調が原因の可能性があります:
膵臓由来の肩こり
・左側の背中〜肩甲骨の内側にかけて、鈍い痛みがある
・食後やアルコール摂取後に痛みが強くなる
・消化不良や食欲不振、体重減少などの症状も伴う
・背中を反らすと痛みが増す

心臓由来の肩こり
・左肩、左胸部、左腕にかけて放散する痛みがある
・運動時やストレス時に痛みが強くなる
・呼吸が浅くなったり、胸に圧迫感がある
・冷や汗や動悸を伴う

このような症状がある場合、肩をマッサージしても改善しないのが特徴です。

「膵臓・心臓由来の肩こり」ってあるのご存知ですか?2

自分でできるセルフチェック
・肩を温めたり揉んでも改善しない
・食後や飲酒後に痛みが悪化する
・動いたときだけでなく、安静時にも痛みがある
・他の内臓症状(吐き気・動悸・食欲不振など)を伴う

これらに当てはまる場合は、整形外科や整体よりも、まず内科での検査を受けることをおすすめします。

「膵臓・心臓由来の肩こり」ってあるのご存知ですか?2

まとめ:肩こり=筋肉とは限らない!

「肩が痛い・重い」と感じたとき、つい肩こり=姿勢や筋肉疲労と思いがちですが、膵臓や心臓など、内臓からのサインである場合もあります。

放っておくことで重大な病気を見逃すリスクもあるため、以下の点に注意してください:
・左側に限った痛み
・マッサージで改善しない
・呼吸や食後との関連性

「いつもと違うな」と感じたら、自己判断せず、医療機関の受診を。
肩こりは、あなたの体が発する大切なメッセージかもしれません。
明日からは、肩こりを“筋肉の問題”としてだけでなく、“内臓からの信号”としても見てあげてください。
それがあなた自身の命を守る第一歩になるかもしれません。

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「内臓不調由来の肩こり」って、実は意外と知られてないんです。
2025/07/24
「内臓不調由来の肩こり」って、実は意外と知られてないんです。2

「マッサージしても肩こりがとれない…」
「いつも同じ場所が重く、だるい感じがする」

そんな肩こりの中には、筋肉や姿勢が原因ではない“内臓の不調”が関係しているケースがあるんです。
特に、慢性的で左右どちらかに偏って現れる肩こりには、内臓の影響が隠れていることも。

肩こりといえば、長時間のデスクワークや運動不足を思い浮かべる人が多いかもしれません。
でも実際には、内臓の不調が筋肉を緊張させて肩こりとして現れることがあります。
これを「内臓体性反射」といい、身体の異常が筋肉や皮膚に“関連痛”として表れる現象なんです。

放っておくと、
・内臓の不調が進行する
・マッサージしても改善しない
・慢性的なだるさや疲労感に悩まされる

といった状態が続いてしまいます。

「内臓不調由来の肩こり」って、実は意外と知られてないんです。2

内臓由来の肩こりによくある原因とは?

1. 胃腸の不調(左肩)
消化不良や胃炎、便秘など、胃腸の働きが低下していると、左肩から背中にかけて違和感が出ることがあります。
特に食後や寝起きに左肩がこる人は要注意です。

2. 肝臓・胆のうの疲れ(右肩)
脂っこい食事やアルコールをよく摂る方は、肝臓や胆のうに負担がかかりやすく、右肩や肩甲骨周辺に重さや痛みを感じることがあります。
「なぜか右肩ばかり凝る…」という方は、内臓からのサインかもしれません。

3. 心臓の不調(左肩〜腕)
稀に、心臓に関わる異常が左肩や腕のしびれとして表れることもあります。
胸の圧迫感や息切れを伴う場合は、早めに病院を受診しましょう。

実際のケース:40代男性Bさん

Bさんはデスクワーク中心の仕事で、毎日右肩のこりに悩まされていました。
整体やストレッチをしてもなかなか改善せず、生活習慣を見直してみると、晩酌の量が多く、食生活が乱れがちでした。
肝機能の検査で数値にやや異常が見られたため、食事と生活リズムを改善。
それだけで、右肩の慢性的なこりが軽減していったんです。
「内臓が肩に影響するなんて思いもしなかった」と驚かれていました。

「内臓不調由来の肩こり」って、実は意外と知られてないんです。2

明日から意識したい!内臓由来の肩こり対策

1. 食生活を整える
脂っこいもの、甘いもの、アルコールの摂りすぎに注意。
バランスよく食べ、胃腸や肝臓にやさしい生活を意識してみましょう。

2. 規則正しい睡眠と運動
自律神経のバランスを整えることで、内臓の働きも安定し、肩こりの緩和につながります。
夜更かしや寝不足を避け、軽いウォーキングやストレッチを日課にしてみてください。

3. マッサージで改善しない肩こりは要チェック
肩こりが長引いている方、片側だけが異常に重い方は、ただの筋肉疲労ではない可能性もあります。
病院や整体などで体の状態をしっかり見てもらうことも大切です。

「内臓不調由来の肩こり」って、実は意外と知られてないんです。2

まとめ:肩こりは、身体の「内側」からのサインかも
内臓の不調が肩こりとして現れるというのは、あまり知られていませんが、とても大切な視点です。
・片側ばかりの肩こり
・マッサージしても取れない
・食生活が乱れがち

こうした場合は、体の中から整えることも意識してみてください。

肩こりは、体の“声”でもあります。

その声に耳を傾けて、根本的なケアをしていきましょう。

「ただの肩こり」だと思わずに、一歩踏み込んだ見直しをしてみることが、健康への近道です!

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「自律神経が乱れると、体と心がこんなに不調になるって知ってましたか?」
2025/07/19
「自律神経が乱れると、体と心がこんなに不調になるって知ってましたか?」2

最近、なんとなく疲れが取れない…
気分が落ち込む、やる気が出ない…
頭痛や肩こり、眠りが浅い…

こういった症状、実は【自律神経の乱れ】が関係しているかもしれません。

自律神経は私たちの体の「調整役」。
体温・血圧・消化・免疫・睡眠など、自分ではコントロールできない部分を担ってくれています。

今回は、自律神経の仕組みと乱れる原因、そして日常でできるケア方法について、わかりやすくご紹介します。

「自律神経が乱れると、体と心がこんなに不調になるって知ってましたか?」2

自律神経ってなに?簡単に説明すると…
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」のバランスで成り立っています。

・交感神経:活動モード(昼・緊張・運動・仕事中)
・副交感神経:リラックスモード(夜・休息・睡眠・食事後)

この2つがシーソーのようにバランスをとりながら働くことで、私たちの体は整っているのです。
しかし、現代の生活ではこのバランスが崩れやすく、どちらかが過剰に働きすぎることで不調が起こります。

「自律神経が乱れると、体と心がこんなに不調になるって知ってましたか?」2

自律神経が乱れると、どうなる?
こんな症状、心当たりありませんか?

・朝起きても疲れが取れていない
・頭痛や肩こりが慢性的にある
・イライラしやすくなった
・胃腸の調子が悪い
・不安感・落ち込みやすさが続く
・寝つきが悪い、眠りが浅い

これらはすべて、自律神経の乱れが関係している可能性があります。


自律神経が乱れる原因3つ

1. ストレスの蓄積
仕事や人間関係、家庭のことなど、精神的ストレスは自律神経に大きく影響します。
特に交感神経が過剰に優位になりやすく、休息モードに切り替えられなくなるのです。

2. 生活リズムの乱れ
夜更かし・寝不足・不規則な食事・スマホの使いすぎなど。
体内時計が狂うことで、自律神経も混乱してしまいます。

3. 運動不足
運動は副交感神経を活性化させ、ストレス解消にも効果的です。
体を動かさない生活が続くと、自律神経の働きも鈍ってしまいます。

「自律神経が乱れると、体と心がこんなに不調になるって知ってましたか?」2

自律神経を整える3つの習慣

1. 朝は「太陽の光を浴びる」
起きてすぐにカーテンを開けて太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされ、交感神経がスムーズに働き始めます。

2. 深呼吸とストレッチを習慣に
リラックス時に働く副交感神経は、呼吸と深く関係しています。
1日3分でもOK。深くゆっくり呼吸しながらストレッチするだけで、神経のバランスが整いやすくなります。

3. 寝る前のスマホをやめる
スマホのブルーライトや情報過多は、交感神経を刺激し続けます。
寝る1時間前はスマホを見ない時間を作り、心と体を「おやすみモード」に切り替えましょう。


まとめ:自律神経は“今ここ”のあなたを支えるしくみ

自律神経は、意識しなくても24時間働いてくれている体のありがたいパートナー。
でも、現代人の生活ではどうしても乱れがちです。
だからこそ、ちょっとした習慣や気づきが大切です。

・朝の光を浴びる
・スマホ時間を見直す
・深呼吸をする
・軽く体を動かす

これだけでも、自律神経は少しずつ整っていきます。

「なんとなく不調」が続くときは、無理せず、まずは体と心を緩める時間をつくってあげてくださいね。